ミックスローンのメリット

ミックスローンのメリットとは?

ミックスローンイメージ

今回は、ミックスローンのメリットについて考えてみたいと思います。

 

ミックスローンは、変動金利型と固定金利型など、複数の金利タイプを組み合わせるハイブリッドな住宅ローンです。

 

ミックスローンの一番のメリットは、景気などの経済動向がどのようになったとしても、圧倒的に損をするということはなく、支払い利息額をそこそこにするというリスクヘッジができるということです。

 

「2番じゃだめなんですか」という発言をして顰蹙を買った女性政治家がいましたが、ミックスローンは、まさに3人の中で常に2番になることを目指したローンスタイルです。

 

現状の低金利状態では、変動金利が1%程度で、30年長期固定金利が3%です。変動金利のほうが長期固定金利に比べて安いので、変動金利を選択したほうが、当初の支払額は少なくなります。

 

しかし、変動金利を選択した場合には、金利上昇リスクがあります。

 

バブル期などは、変動金利が8%程度にまで上昇した事例があります。現状の経済の閉塞感を考えると、当面は急激に金利が上昇する可能性は低いと思われますが、住宅ローンの長い返済期間の中では、金利が上がらないとは言い切れませんので、少なからず金利上昇リスクがあります。

 

一方、長期固定金利を選択した場合には、今後経済動向がどのように変化したとしても、金利は変わりませんので、住宅ローンの支払額は一定です。

 

つまり、金利上昇に対するリスクはゼロです。しかし、このまま低金利状態が続くと、金利変動型に比べて、かなり多くの利息を支払わなければならなくなります。

 

ミックスローンで、変動金利と長期固定金利を組み合わせると、ちょうど、両者の中間になります。つまり、金利変動リスクはゼロではありませんが、変動金利のみの場合より低リスクになります。

 

また、このまま金利が上がらなかった場合、変動金利のみの場合より多くの利息を支払いますが、長期固定金利のみの場合よりも安くて済みます。

 

こうすることによって、金利動向によって最も損をする状況は確実に避けることができます。日本人はリスクをとることを極端に嫌う国民性があるといわれていますが、ミックスローンは、まさに日本人に最適なローンスタイルかもしれません。

 

ミックスローンのメリットを最大限に生かすには、積極的に繰上げ返済を行うことです。

 

その際、高い金利となっているローンを対象として繰上げ返済を行います。そうすることによって、高金利のローン元金を減らすことできますので、ローン契約時に金利動向を予測できなくても、確実に有利な金利を多く選択することができます。